肝臓の解毒機能が働かないと高まる健康リスク

肝臓の働きのひとつは解毒機能であり、身体に有毒な物質を分解したり無毒化することで健康を保っています。
ここでは肝臓の解毒機能が低下することで引き起こされる健康リスクについて解説します。

 

解毒機能が働かないときの身体の変化

なんらかの理由で解毒機能が正常に働かないときは、以下のような身体の変化を感じることがあります。

 

・倦怠感
・疲労感、疲れがとれない
・むくみ

 

これは有害物質がエネルギー産生を阻害したり、全身機能を低下させることが原因です。
一時的なものではなく慢性的に疲労を感じている場合は解毒機能低下の可能性を考え、早めの対策を始めましょう。

 

解毒機能が働かないときの病気リスク

特定の有害物質を解毒できないことで重篤な病気を発症することもあります。

 

・アンモニア⇒肝性脳症
・アルコール⇒脂肪肝、肝炎、肝硬変など
・薬物⇒薬物性肝障害

 

本来、肝臓は非常にタフな臓器ですが、毎日酷使していれば機能が低下していくのは当然です。
長期間続けば肝臓そのものが病気になり、こうした病気リスクが高まります。
また、肝障害と併発して他の病気を発症してしまう可能性も否めません。

 

 

解毒機能を向上させるために摂取したい成分

肝臓での解毒機能を高めることで健康リスクを下げられます。
どんな成分を摂取すれば機能向上効果があるのでしょうか?

 

解毒機能を高める効果がある成分

解毒機能のほとんどはアンモニア代謝、次いでアルコール分解ですので、これらの働きに良い効果をもたらす成分をご紹介します。

 

オルニチン

アンモニアはオルニチンの働きによって代謝され、尿素へと変えられます。
この代謝回路はオルニンサイクルと呼ばれていることからも分かるように、オルニチンを摂取することでアンモニア代謝をスムーズにできます

 

 

また、オルニチンにはアルコールを原因とするアルコール性疲労を改善する効果もあります。
オルニチンサイクルが活性化し、NADHという疲労物質を減少させてくれるので、エネルギーを産生しやすくもしてくれるのです。

 

タウリン

過度の飲酒を繰り返すと中性脂肪が肝臓内に蓄積し、脂肪肝になります。
解毒機能が低下してしまう原因、脂肪肝の予防にはタウリンという成分が効果的。
中性脂肪を体外へ排出する働きがありますから、脂肪肝や肥満を予防して肝臓の負担を減らし、本来の機能を取り戻すサポートをしてくれます。

 

亜鉛

肝臓内でアルコールを分解するときに必要なアルコール脱水素酵素、この材料になるのが亜鉛です。

 

普段からお酒を飲んでいると亜鉛が不足しがちなため、積極的に亜鉛を摂取してアルコール分解の効率を上げるようにしたいものです。

 

アルギニン

アミノ酸のアルギニンは体内で一酸化窒素を発生させます。
一酸化窒素には肝臓を保護し、肝細胞を修復する働きがあります。
また、成長ホルモンを分泌させるため、筋肉を増強し、効率良く脂肪を燃焼して脂肪肝の予防・改善を図ることができます。

 

アルコール性脂肪肝は肝細胞が脂肪化し、放置しておけば細胞が壊死してしまいます。
アルギニンは肝細胞の修復によって壊死を阻止したり、肝臓が正常な働きをできるようにサポートしてくれます。

 

お酒を飲む人にはサプリメントがオススメ!

アルコールに含まれるアセトアルデヒドは毒性が強いため、他の有毒物質よりも優先して解毒機能が働きます。
そのため、飲酒習慣がある人はオルニチンや亜鉛などの有効成分を摂取することが大切です。

 

しかし、オルニチンや亜鉛が多く含まれている食べ物は魚介類であり、毎日一定量を摂取することは難しいでしょう。
サプリメントであれば必要な成分のみ摂取することができ、好き嫌いがあっても問題ありません。

 

お酒を飲む人はサプリメントで効率よく成分を摂取し、解毒機能を高めるようにしていきましょう。

 

 

肝臓の解毒機能とはどんな働きなのか

肝臓ではさまざまな物質を解毒する働きがあります。

 

私たちは食べ物から必要な栄養素や成分を体内に取り込んでいます。
摂取された食べ物は大腸内の細菌によって分解されるのですが、このときに発生するアンモニアは毒性が強いため、肝臓のたんぱく質代謝機能によって尿素に変換され、尿中に排泄されます。

 

 

アルコールは肝細胞内にある酵素に分解されてアセトアルデヒドになりますが、これもまた非常に毒性の強い物質です。
肝臓はさらに分解を行ない、人体にとって無害な酢酸へと変換し、最終的には尿や汗に混じって体外へと排出しています。

 

有害物質や薬物など身体に不要なものは、肝臓の解毒機能によって悪影響を及ぼさないようにされているわけです。

 

 

解毒機能に良い影響を与える生活習慣を始めましょう!

解毒機能が低下しているからといって諦める必要はありません。
正常な働きを取り戻すことができるよう、肝臓の機能を高める生活習慣を心がけてみましょう。

 

解毒機能を高める方法@ 食生活

肝臓の働きを高める食事を意識することで解毒機能も向上しやすくなります。
食事内容や食習慣を見直してみてください。

 

解毒機能を高める食事内容

解毒機能を高めてくれる成分はオルニチンやタウリン、亜鉛のほか、アミノ酸やクエン酸などがあります。

 

・魚介類
・レバー
・乳製品(チーズ、牛乳など)
・大豆製品(納豆、豆腐など)
・梅干し
・柑橘類

 

さまざまな食べ物に含まれていますから、バランス良く摂取してみてください。
特にしじみや牡蠣は肝臓に良い成分を豊富に含んでいます。
毎日食べるのは難しいかもしれませんが、意識的に貝類を摂取すると良いですね。

 

解毒機能をサポートしてくれる運動

アンモニアを無毒化するのは主に肝臓ですが、肝臓が機能低下しているときには筋肉が代わりに働いてくれます。
したがって、適度な運動は解毒機能を高めてくれるわけです。

 

解毒機能を高める運動としては有酸素運動が良いでしょう。
ウォーキングやジョギングなど、身体に軽い負荷をかけて酸素を取り込む運動方法です。
1回30分以上の有酸素運動を毎日続ければ徐々に筋肉量が増えますし、脂肪肝の原因となる中性脂肪を燃焼しやすくなります。

 

一方、激しい運動は乳酸を産生して肝臓に負担をかけてしまいますので、無理なくできる運動方法を実践するようにしましょう。

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